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愛知県数学教育研究会高等学校部会研究大会@豊橋商工会議所

  • m-gomi
  • 11月15日
  • 読了時間: 2分

11月4日(火)、豊橋市で開催された愛知県数学教育研究会(以下、愛数大会)にて、研究発表をさせていただきました。

演題は、「数学的帰納法の意味理解を促す一連研究の省察と教材開発 ―『伝導性先行指導方略』に整合的な教材開発と実践報告―」です。

数学的帰納法は、国内外で「意味理解が難しい」と指摘されてきた内容ですが、その困難性を克服するための新たな指導方略を提案し、その効果を実証的に検証してきたことが、私の研究の根底にあります。今回の発表では、これまでの研究成果の省察と整理に加え、その指導方略の効果を最大限に引き出すための教材開発と実践の実際について紹介しました。


愛数大会は、学会とは異なり、現場の先生方が多く参加される場でもあります。そのため、教材開発のプロセスや授業実践の具体的な様子を中心にお話ししました。助言者としてご参加いただいたお二人の先生方からは、鋭いご指摘と励ましのお言葉をいただき、大変有意義な時間となりました。


大会後の懇親会にも参加させていただきました。かつてお世話になった尊敬する先輩方と久しぶりにお話しできたことも嬉しかったですし、多くの先生方からお声がけいただき、研究内容についてさらに議論を深めることができました。結果として、自身の研究をより高い解像度で捉え直す機会にもなりました。


新たな課題も得ることができ、また「今後の研究の展開を楽しみにしています」と温かい言葉をかけてくださる先生も多く、身が引き締まる思いです。いただいた示唆を大切にしながら、今後の研究にしっかりとつなげていきたいと思います。

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