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第43回 高校教育シンポジウム

  • m-gomi
  • 11月15日
  • 読了時間: 2分

11月12日(水)、愛知教育大学附属高校にて「第43回 高校教育シンポジウム」が開催されました。本シンポジウムは毎年、2教科が研究テーマを掲げて公開授業を実施し、その後分科会で協議を行うという形式で行われています。今年度は数学科・国語科に加えて、探究学習に関する個人研究発表もあり、充実した内容となりました。


数学科としての研究授業は、私が大学の先生方を共同研究者としてお招きし、実施しました。

研究テーマは、

「統合的モデル化アプローチに基づく統計的推論を促す授業実践」。

Manor & Ben-Zvi(2017)が提唱した「統合的モデル化アプローチ(IMA)」を理論的基盤とし、生徒のインフォーマルな統計的推論を育成することを目指して授業を構成しました。

当日は、生徒の倍ほどの人数になるほど多くの先生方が、県内外から参観に来てくださいました。分科会でも、鋭いご指摘、ご助言、そして励ましのお言葉をいただき、本当に学びの多い時間となりました。「勉強になった」「良いシンポジウムだった」と言っていただけたことは素直に嬉しかったです。


しかし同時に、今回のシンポジウムに向けて自分なりに精一杯準備してきたつもりではありましたが、教材研究の甘さが露呈してしまったと痛感しています。分科会冒頭で私自身が「教材の是非を議論したい」と掲げたこともあり、その点を中心に議論が深まりましたが、そもそも指導スキルの面で自分の実力不足を強く感じました。悔しさが残ります。


終わった安堵感よりも、「もっとできたはずだ」という悔しい気持ちが大きいシンポジウムでした。ですが、この悔しさを糧に、もう一度基礎から学び直し、日々の授業実践を丁寧に見つめ直しながら、一歩一歩成長していきたいと思います。本当に悔しいです。


頑張ります。


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